たけのこは部分により硬さが違います。用途による使い分けをおすすめします。
・先端のやわらかい部分(姫皮といいます)は酢の物やあえ物に、穂先は椀種や炊き込み御飯などにするとおいしいです。
・上部はやわらかく、椀種、サラダ、あえ物、ご飯に使えます。
・中央部は、煮物、炒め物、揚げ物に適しています。
輪切りにして調理できます。
・根元は繊維が多く硬いですが、薄切りやおろして揚げたり炒めたりするとおいしいです。
たけのこの種類は、約70種類程ありますが、一般的な食用のたけのこは、孟宗竹(もうそうちく)の若芽のことをいいます。
孟宗竹(もうそうちく)
皮に茶色のビロードのような毛が生えているのが特徴で、最も味が良く、たけのこの代表格です。九州・四国から東北南部まで採れますが、土地により品質に差が生じ、味の良さで定評があるのは京都産のものです。
大型で肉厚、実は白く柔らかで、えぐみも少なく、甘味を含んだ独特のうまみと、歯ごたえがあります。吸い物や和え物、煮物、揚げ物などに利用されます。
淡竹(はちく)
5月頃、九州や関西地方から出回ってきます。耐寒性もあり、北は北海道南部まで栽培されています。原産は中国です。皮の色は赤紫色、茎は淡い緑色で白い粉をふきます。肉質が薄く、味はえぐみが少ない淡白な味です。
真竹(まだけ)
関西、特に京都に多い種です。中国原産とされますが、日本に野生のものが自生していたとも言われています。
皮は毛が無く、黒い斑点があり、民芸品や包装用に用いられます。肉質はやや硬めで、あくが強く、苦味もありますが、味は良いです。
根曲がり竹(ねまがりたけ)
(別名)五三竹(ごさんちく)、千島笹(ちしまざさ)、篠竹(すすだけ)日本特産の笹で、東北、北海道などが主な産地です。
地方により呼び名がさまざまです。根元で茎が湾曲して立ちあがるために根曲がり竹の名があります。太さは1~2cm、丈は5~15cmぐらいで、山菜として出されることが多いようです。根元はやや固いですが、中身は白くて独特の風味と歯ごたえが味わえます。市場に出回るものはほとんどがハウス栽培で、自生するものは掘り出されてすぐに産地の朝市などに並びます。瓶詰めなどにもされます。
うまか!博多んがめ煮(筑前煮)博多では筑前煮を「がめ煮」と呼びます。
国内でも厳選したこだわりの素材5種類を一口サイズにカットし、素材のうまみを逃さないように真空パックした、風味豊かな「筑前煮・水煮」です。竹の子は日本一の産地福岡県八女郡より。コンニャクは群馬・福岡産の生芋を100%使用した手作り風のコンニャク。れんこんはホクホクれんこんでお馴染みの佐賀県白石産のれんこん。人参は色鮮やかな長崎産を中心に。ごぼうは風味豊かな宮崎産を中心とした南九州産のごぼうを使用しています。ぜひ‘博多のおふくろの味’をご賞味ください。
1:カット
一口サイズにカットする
4:pH測定
素材ごとにpH調整する
7:金属探知機
探知機を通して金属片が入っていないか確認する
2:ブランチング
素材をボイルする
5:計量
素材ごとに計量し、袋に詰める
8:殺菌
加熱殺菌する
3:液浸
素材を調味液につけて味を調える
6:密封
真空パックにする